本当の最期
手を伸ばした先生は
ゲルの方に駆け出した
頑張って距離を詰められたと思っていたけど、まだまだ遠かったらしい。
「ゲルッ!!」
先生の叫び声
先生だいじょうぶ、だよ
また先生が治してくれれば……そしたら
また、みんなで───
そんな希望は、ひとつの言葉とひとつの銃声で全て打ち砕かれた
───対象の抵抗を確認。協力は困難と判断し、プランBに移行します。
そんな言葉と共に先生の胸は赤く染まる
「……は、」
驚いたような、諦めたような顔で目を見開く
そしてそのまま、地面にふす
「げ、る」
痛みなのか、苦しそうに先生は話しかけてくる
「ごめん、な……先生、頼りなくて……」
「ごめん……まもれなくて」
「……俺、は、地獄行きだけど……ゲル達は、天国だから」
「………まってて、」
「また、あえるときまで……」
痛みにこらえるように引き攣った笑みを浮かべる
先生から流れる血を、ゲルの破片が吸っていく
指先が淡い赤色に染まる
あ…ダメって言われたのに
ゲルはまだ…水に弱いから、気をつけてって……
………あやまらないと
次にあったら、ぜったい
ゲルの方に駆け出した
頑張って距離を詰められたと思っていたけど、まだまだ遠かったらしい。
「ゲルッ!!」
先生の叫び声
先生だいじょうぶ、だよ
また先生が治してくれれば……そしたら
また、みんなで───
そんな希望は、ひとつの言葉とひとつの銃声で全て打ち砕かれた
───対象の抵抗を確認。協力は困難と判断し、プランBに移行します。
そんな言葉と共に先生の胸は赤く染まる
「……は、」
驚いたような、諦めたような顔で目を見開く
そしてそのまま、地面にふす
「げ、る」
痛みなのか、苦しそうに先生は話しかけてくる
「ごめん、な……先生、頼りなくて……」
「ごめん……まもれなくて」
「……俺、は、地獄行きだけど……ゲル達は、天国だから」
「………まってて、」
「また、あえるときまで……」
痛みにこらえるように引き攣った笑みを浮かべる
先生から流れる血を、ゲルの破片が吸っていく
指先が淡い赤色に染まる
あ…ダメって言われたのに
ゲルはまだ…水に弱いから、気をつけてって……
………あやまらないと
次にあったら、ぜったい