判決/執行

ENo.20.マルテア・凍花 / 作成:2026/09/06 21:08 / 更新:2026/09/06 21:15
――何かに引きずられる。
ただ抗うこともなく、これが帰るときの感覚か、なんて思いながら身を委ねました。
また会う日を夢見て、今は静かに、穏やかに過ごそうと思いました。


??
――製造番号XXXXX、バイタル正常。
予定通りに授与可能です。


……。
…………製造番号?――授与?


??
よろしい。……しかし、よかったよ。
まさかこいつが戻ってくる・・・・・とはな。10班の奴の誰かの新規個体になってたらどうなっていたか。

??
……そう、ですね。マルテアのことが、あったばかりですから。


……。
ねぇ、まさか。
まさか、ねぇ、そんなこと――

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「製造番号XXXXX」
――。


どうして。
どうして、どうして、どうして、どうして!!!!

??
おはよう、XXXXX番。
――初期テストだ。君の名前と所属班、登録捜査官名を言ってみてくれ。


知らない知らない知らない知らない知らない知らない知らない知らない知らない知らない知らない知らない知らない知らない知らない知らない知らない知らない知らない知らない知らない知らない知らない知らない知らない知らない知らない知らない知らない知らない知らない知らない知らない知らない知らない知らない知らない知らない知らない知らない知らない知ら――

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「製造番号XXXXX」
――マルテア・凍花
所属は第13班、登録捜査官名――フィム・トレイル


ねぇ
どうして
わたし わたしのからだなのに

??
結構。それでは、1時間後に授与を行う。
それまで基本知識の振り返りをしておくように。

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「製造番号XXXXX」
……了解しました。


なんで
どうして 
どうして うごかないの
かってに したがってるの ねぇ


どうして……。