チャプター█

ENo.33.クェイスレイヤー / 作成:2026/08/26 05:19 / 更新:2026/08/26 05:19
掃除屋とバディを組んでから 大体2〜3年経ったくらいかな。

「んじゃ、今日も作戦通りお願いな。」
『……ん 分かった。』

ゆっくりだけど 話すのもだいぶ慣れてきて 俺とならほぼ問題ないくらいにはなった。たまに言葉に詰まったりは まだあるけど その度に教えたらすぐ覚えるし
まあ そんなに支障もないかなってくらい。

コイツ すんごい飲み込みが早いんだよね。作戦も 1回言ったらほぼほぼ覚えてるくらいには記憶力も良いし このまま行けば全然 最高位にも行けるんじゃないか?


なんて ちょっと浮かれてたっつーか

…………それ程にはここまで 全部が上手く行き過ぎてたんだ。



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『ぁ、』



「……は、」


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

……掃除屋が片目を失った。
もう、右目は摘出するしかないと。

…その時から だろうか。
身近な人が怪我をする度に


あの時俺があぁしていれば、こうしていれば なんて
ずっと ずうっと、ぐるぐる考えるようになったのは。


「ごめんな、掃除屋
ごめん、……本当にごめん、」

『……なんであんたが謝るんだよ。
…………全部 あの時俺が油断したからこうなったんだよ。
だから …少なくともあんたのせいじゃない。』

「……でも、」

『……でもじゃない。もう何も言うな。』


……あの時は俺のが子供だったな。
9個下のガキの癖に、あんな時だけ大人ぶって

…アイツが1番ショックだったろうに 俺が邪魔しちまったかな

次は気を付けよう。……次なんてあって欲しくないけど



それから 掃除屋は多分俺のいないとこでひとりで相当頑張ったんだろうな。数ヶ月ぶりくらいの依頼でも 腕は鈍ってなかった。
……視界が狭まっているから どうしても 攻撃を避けきれなかったりはあったけど。

そこは俺がカバーしてはその間にアイツがすぐ立て直して後ろに回って奇襲とか、そんなのが出来る程度にはアイツは強かった。久しぶりの依頼とは あまり思えないくらいには 順調に行ったし。

足りない所は補って 、お互いがお互いを支えながら依頼をこなす。そんな 良い相棒だった。

ずっと このまま行くと そう信じていた