無題

ENo.6.東雲渚 / 作成:2026/08/26 09:30 / 更新:2026/08/26 09:30
昨日の霊安室ってところは、ものすごくカオスだったけどまあ、愉快で、ちょっとだけ疲れた。
ゲルと話して、でも、ゲルには冷たいことを言っちまったな……………………。
トウヤの言葉は、信じたいって思えたのに、なんか、心の持ちようみたいなのが違ったのかな。

トウヤと話すと、調子が狂うんだ。
あんな"友達"初めてだから。

霊安室で氷を拾った。溶けなくて不思議な氷。
俺も、一人の寂しさは嫌という程知ってる。俺は、ずっと一緒が良かったよ。

さっき、飛行機のところを見に行った。
見慣れたような焦げた懐中時計が落ちてて、なんか、青葉がいなくなる直前のことを思い出した。
俺も、もう少しで出稼ぎから帰れるよって、青葉に手紙を書いてたんだ。

苦しくなったから、気分転換にって、まだ行ったことがなかった花畑に行った。
行かなきゃ良かったわ。あんなものを拾うくらいなら。

なにをやっても気が滅入る。
変な話ばっかりしちまう。
今日、トウヤと海に行く約束だけど、アイツに迷惑をかけないか心配だ。俺は、アイツとはただ楽しい話をしていたいのに。
楽しみな予定、俺のせいで壊れないといいな。




ああ、でも、何でだろう。
アイツには、俺の過去のこと、青葉のこと、聞いて欲しいとか、思ってしまうんだ。