自責

ENo.76.朝比奈 悠 / 作成:2026/08/26 11:39 / 更新:2026/08/26 11:39
※かなり暗めの内容です


母さんが死んで、一人ぼっちになった地下室で
毎日のように謝り続けた。

俺がちゃんと魔法を使えたら、母さんはこんな場所で死ななくて済んだのに。
父さんや兄弟達と一緒に昔のように楽しく生活出来たかもしれないのに。

朝比奈家は段々魔法の力が弱くなってきていて
強い跡継ぎが本当に欲しかったんだって。

だから、他の一族に強く出ることが出来なくなっていっていて
すごく父さんや兄弟達が荒れていて
他の人達への当たりもすごいんだって
気に入らないことがあれば、その人達の親族まで殺したりもしてるんだって
世話をしてくれている使用人が言っていた。
俺を追い詰めるために。みんなお前のせいだって言いたいんだ
その通りだ。普通の人間は魔法使いに逆らえないのだから

俺が期待に応えられなかったから

俺がちゃんと出来ていれば、こんな現状にはならなかった

出来損ないで生まれてきてごめんなさい

生まれてこなければ良かった

だって、誰もこんな俺のこと必要じゃない。必要としてくれない

無価値なゴミだって 廃棄物だって

父さん、そう言ったよね

本当に、その通りだ