追記、おしまいはもう少しあと
いつもの森は、いつもの静けさで
いつもの空気と、いつも通りの匂いだった
"……ふふっ、やっぱり。貴方は良い人よ"
墓石を向かい合わせに、一緒に座って
"……あ!!!お酒飲んでるっ!!!!
煙草吸ってないのは偉いけどっ!!!!!"
ぽかぽか、叩く仕草。
そしたら、彼はクスッと笑った
「ちゃんと、覚えてるぜ」
"……知ってるわよ。疑ったことなんて、ないわ"
ひゅ〜って、そよかぜが
ㅤ⠀ㅤ⠀木々を揺らした葉擦れの音
あたたかな、はるのきせつ
ㅤ⠀ㅤ⠀暖かい日差しの下で
おはかにむかいあわせ
ㅤ⠀ㅤ⠀2人、笑っていた
愛してる
ㅤ⠀ㅤ⠀愛してる
って
・そこまで遠くない、ちょっと昔のお話。
ㅤ⠀ㅤㅤ⠀⠀とある世界
ㅤそこでは『まほう』というものは
あまりしれ渡らず、嫌われていました
ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤだけれど
そんな世界にも『魔法使い』がいました
ㅤ⠀ㅤ彼は、才があった訳でも
特別熱心なわけでもなかったのですが
普通のまほうなんかよりも、ずっと強い
ㅤ⠀"お呪い "をかけられたのです
ㅤ⠀彼は、今も生きています
どこか、とおい森の中に家をもち
時折、街へ出てわ、人とお話をし
時に、旅に出てわ、珍しいものを探し
その時に、『お守り』は忘れずに持って行って
ㅤ⠀ㅤ⠀彼女は
そんな彼を、ずうっと見守っていました
彼が時折、何も無いところに微笑みかけるのは
ㅤ⠀ㅤ⠀きっと、たまたまなのでしょう
"たまたま、よね?"
いつもの空気と、いつも通りの匂いだった
"……ふふっ、やっぱり。貴方は良い人よ"
墓石を向かい合わせに、一緒に座って
"……あ!!!お酒飲んでるっ!!!!
煙草吸ってないのは偉いけどっ!!!!!"
ぽかぽか、叩く仕草。
そしたら、彼はクスッと笑った
「ちゃんと、覚えてるぜ」
"……知ってるわよ。疑ったことなんて、ないわ"
ひゅ〜って、そよかぜが
ㅤ⠀ㅤ⠀木々を揺らした葉擦れの音
あたたかな、はるのきせつ
ㅤ⠀ㅤ⠀暖かい日差しの下で
おはかにむかいあわせ
ㅤ⠀ㅤ⠀2人、笑っていた
愛してる
ㅤ⠀ㅤ⠀愛してる
って
・そこまで遠くない、ちょっと昔のお話。
ㅤ⠀ㅤㅤ⠀⠀とある世界
ㅤそこでは『まほう』というものは
あまりしれ渡らず、嫌われていました
ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤ⠀ㅤだけれど
そんな世界にも『魔法使い』がいました
ㅤ⠀ㅤ彼は、才があった訳でも
特別熱心なわけでもなかったのですが
普通のまほうなんかよりも、ずっと強い
ㅤ⠀"
ㅤ⠀彼は、今も生きています
どこか、とおい森の中に家をもち
時折、街へ出てわ、人とお話をし
時に、旅に出てわ、珍しいものを探し
その時に、『お守り』は忘れずに持って行って
ㅤ⠀ㅤ⠀彼女は
そんな彼を、ずうっと見守っていました
彼が時折、何も無いところに微笑みかけるのは
ㅤ⠀ㅤ⠀きっと、たまたまなのでしょう
"たまたま、よね?"