ENo.85 リボンの子

「…… ……」
死因:……
二次創作・ファンアート: 許可
ログ公開: 許可
導きの先 輪廻に還る
5,6歳程度に見える少女。身長は110cm程。
記憶は殆どないようで名前もわからないらしい。
何を聞いても分からない、知らない、とばかり答える。

生まれる前に死んだ子供。
生まれることが許されなかった子供。

『どうか来世は幸せになれますように』

母の祈りと手向けの涙は、この子には届いていない。


イラスト🎀みまん様
規約の範囲内の全てを許容します。

日記

リボンの子

最近の発言

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>>12987
自分は中身が空っぽだから、
誰かのことを思っている方が楽なんだ。
少しだけ増やしてくれた中身を大切にしている。
それってつまり、あなたのことだった。

「…… うん」

祈られて何があるのかはわからない。
それであなたの気が休まるのなら、
いくらでも祈ったらいい。
少なくとも星たちは聞いてくれるだろうから。

それからは、少しひとりで過ごす時間もあっただろうが。
三つの選択を迫られるその時まで、傍にいたことだろうな。
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>>12792
輪廻だとか、転生だとか。
子供にはむずかしい話だ。
もし次の人生があるなら、……。
あるかは、わからないし。
廻っても不幸かもしれない。
少し口を噤んだ。

「…… ……」

正直なところ。
これも、“わからない”が答えだった。
感情が未発達だった。不安定だった。
自分よりあなたの方がよっぽど悲しそうだ。
零れ落ちる涙を眺めている。

「…… いまのわたしは きえちゃうけど」
「もし つぎ またうまれることが あるなら」
「そのときは ちゃんと」
「わらえたらいいな って おもうよ」

質問の答えにはなっていないだろうけど。
今まで一度たりとも笑うことのなかった、
──笑うことができない子供の。
仄かな希望を紡いで、あなたに伝えた。
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>>12684
「…… ……」

そんなこと言われたって。
子供は困ったように眉を下げた。

「こども だけど ……」

だから、困らせるし。
だから、こうなっているんだろうから。
自分に消えてほしくないと願われても、
選択を変えることは難しい。

「ここにいるあいだは …… いっしょだから」

同じところに帰れるわけではないだろう。
それぞれ別の道を逝くことになるんだろう。
それなら、せめて。
迎えが来る時まで、傍にいると。