ENo.4 白波漂子

私は何度生まれ変わったって、あの子の母親だ!
死因:夫に包丁に刺されて殺された
二次創作・ファンアート: 許可
ログ公開: 許可
導きの先 輪廻に還る
名前:白波漂子(しらなみ ひょうこ)
年齢:18歳 性別:女
身長:158cm

セーラー服に身を包んだ元気な女子高校生……らしい。
とにかく感情豊かで楽観的。人外を見ても「ああこういう人もいるか」ぐらいにしか考えてない。
自分が死んだことはしっかり自覚している……が、死ぬ前の記憶が所々怪しい。
自分がどのように死んだのか、どんな人生を歩んできたのかをはっきり覚えていない。
しかし、自分には「湊灯(みなと)」という息子がいたことをぼんやり覚えている。
少し歳上の男性が苦手。話しかけられた瞬間拒絶するほどではないが触れられるのは怖い。
覚えのないミサンガを腕につけている。見ると何故か愛おしさを感じる……らしい。

思い出した過去
漂子は元々フットワークが軽く、両親が目を離した隙にどこかに行ってしまうような
とにかくやんちゃでいかにもな「若い女の子」だった。
両親もいつしか漂子を止められなくなり相当なことがなければ放っておいていた。
そんなとにかく自由人な漂子が高校生になったばかりの16歳の頃。
漂子は好きなアニメやゲームを通じて仲良くなり、
長年親交のあったネットの友達に会いに行くことになった。
それが後に夫となる「聖那浜錨」であった。
ネット上では優しかったため漂子は錨をとても信用していたが、現実は違った。
錨に尊厳全てを壊されるような酷い目に遭わされて、
警察や両親に被害を話そうとするものなら殺すと脅された。
そのせいでずっと逃げられず誰にも助けを求められず錨との関わりは長く続き、
18歳のある日、子供まで産まれてしまった。
漂子は望まずできてしまった自らの子供を恨んでなどいなかった。
むしろ愛していたしこんな酷い環境の中産んでしまったことを酷く懺悔した。
産まれた子供の顔を見ていると、「このままではいけない」と思わされる。

「私は、この子と共に逃げなければ」

勇気を出して錨の元から逃げようとした。が、そんなのは予想済みだったらしい。
逃げる背中に包丁を突き立てられ、そのまま刺し殺されてしまった。
まだ名のない子供……本当は「白波湊灯」と名付けたかった子供を奪われるのを、
薄れる意識の中見届けるしかなかった。
「この人を信じた私が馬鹿だった」と後悔しながら。

腕についているミサンガは、漂子が作ったものではない。
どこかに生きているはずの子供の「母親に会ってみたい」と願った心そのものである。
その願いがわずかながらに漂子の魂に影響を与えたのだろう。
……願った当の本人、「聖那浜美瀬」は漂子も知らない場所で海に溶けてしまったのだが。


ミサンガについて(PL向け)
ミサンガは水葬にて参加した「聖那浜美瀬」のif存在から生まれたものです。
水葬での彼は「母親に会いたい」とは願っていないのでミサンガが生まれません。
しかし白波漂子の日記に登場する彼は異界にて正史と同じように家族ができた上で死んでいます。
こちらの彼の方がちょっと実母への感情が重いです。


PL&イラスト:電化製品

日記

白波漂子

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